外交部(外務省)の華春瑩報道官は21日の定例記者会見で、日本の安倍晋三首相がエルサレムのホロコースト博物館を視察したとの報道について「日本が平和的発展という約束を真に実行することを希望する」と表明した。
――報道によると、日本の安倍晋三首相は19日、エルサレムのホロコースト博物館を視察した際「ユダヤ人大量虐殺の悲劇を決して繰り返させてはならない。日本は世界の平和と安定のために、より積極的な役割を果たす決意だ」と述べた。また、岸田文雄外相は20日ブリュッセルで演説した際「日本は過去を深く反省し、『20世紀の惨禍』を繰り返さない決意だ」と述べた。これについてコメントは。
今年は世界反ファシズム戦争ならびに中国人民抗日戦争勝利70周年であり、歴史を総括し、未来を展望する重要な時期だ。
われわれは日本指導者の最近の姿勢表明に留意している。日本側が真に、軍国主義者の発動した侵略戦争がアジアの人々にもたらした惨禍を深く反省し、歴史関連の問題を適切にしっかりと処理するとともに、平和的発展という約束を真に実行し、実際の行動によってアジア近隣国と国際社会の信頼を得ることを希望する。(編集NA)
「人民網日本語版」2015年1月22日