【新華社北京1月24日】中国外交部の華春瑩報道官は23日の定例記者会見で、関係各方面が共に努力し、6カ国協議の再開を推進する条件をつくるべきだと表明した。
報道によると、米国務省報道官は21日、米国側が朝鮮の6カ国協議の無条件再開という提案を拒否した。6カ国協議の韓米日3カ国の代表団団長会議は28日東京で行い、その後、米国の団長が中国に行き、中国政府朝鮮半島事務の武大偉特別代表と会見する予定だ。
華報道官は23日これについて、次のように表明した。朝鮮半島の非核化を推進し、朝鮮半島の平和と安定を維持することは関係各方面の利益と合致し、各方面の共同責任でもある。現在の情勢の下で、関係各方面が共に努力し、知恵を発揮し、対話による交渉の軌道に戻り、六ヵ国協議の再開を推進する条件をつくるべきだ。「われわれは関係する対話と接触が早く6カ国協議の再開の推進に条件をつくれると希望している。」
華報道官は、中国側はずっと6カ国協議の関係各側と緊密な交流を保っていると述べた。「米国の団長が訪中することにていて、詳しい情報があれば、適当な時期で発表する」。
(新華網日本語)