アウシュビッツ解放70周年 現代も生きるその意義

アウシュビッツ解放70周年 現代も生きるその意義。 「私たちにはこれまで通り、当時の残虐行為をより多くの人に知らせ、その記憶をはっきりと人々の心に刻みつける責任を負っている」。アウシュビッツ収容所の解放70周年の前日、ドイツのメルケル首相は、アウシュビッツの生存者とイスラエルやポーランド…

タグ: アウシュビッツ ドイツ 

発信時間: 2015-01-28 15:59:33 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中華民族もまた、アウシュビッツのような悲劇によって大きな傷を負った。1937年12月、南京に攻め入った中国侵略日本軍は、武器を下ろした兵士と何の武器も持たない平民を30万人虐殺した。「南京大虐殺」と呼ばれるこの残虐行為は、国際法に公然と違反するもので、極東国際軍事法庭と南京審判戦犯軍事法庭を経て、歴史的な結論が出され、法的にも評価が定まっている。

だが日本の右翼勢力は今でも、歴史の正視や罪の懺悔を拒否する不誠実な態度をやめようとしない。侵略戦争の発動を認めることを拒む誤った歴史観は、戦後の国際秩序に挑戦し、世界の人々の平和を願う道からますます遠ざかり、国際社会の警戒を呼んでいる。

歴史は最良の教科書であり、私たちに明確な認識を促す。歴史は時代が変化しても変わらず、事実は否認しても消えない。歴史を忘れることは、平和のために犠牲となった数千万の人々を忘れることであり、この人々に背くことでもある。

アウシュビッツの警鐘は欧州だけに鳴り響いているのではない。むしろ太平洋の西側でこそ現実的な意義を持っている。私たちは、歴史をはっきりと刻みこむことで初めて、未来に教訓を残すことができる。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年1月28日

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