メディアによると、国際的に空母の使用は通常「1隻が任務遂行、1隻が訓練、1隻がメンテナンス」という原則に従う。中国のような大国としては、空母は1隻だけでは絶対に不十分だ。だが中国政府はこれまで2隻目の空母についての姿勢を表明したことはない。ただ2013年8月29日に国防部の楊宇軍報道官が定例記者会見で「遼寧は中国初の空母だが、唯一の空母では断じてない」と指摘したことがある。
曹氏は「中国は防御的国防政策を遂行しており、将来的には空母4隻を建造するのが割合適切だ。通常空母はそれぞれ訓練、メンテナンス、任務を行う必要がある。空母が4隻あれば、2隻は南中国海方面、2隻は北方面で交互に任務を遂行し、比較的上手く運用できる。排水量は空母の作戦能力に非常に重要な影響を与える。例えば6万トンの空母なら作戦機30~40機、10万トン以上の空母なら戦闘機70~80機を搭載できる。中国の必要性から言うと、現時点では6万トンから8万トンの空母を建造するのが割合適切だ。米国のように10万トン、さらにはそれ以上の大型空母を建造する必要はない」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2015年2月3日