アンドリュー・ロブ豪貿易・投資大臣は5日、米国が主導する環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の交渉が、早ければ数週間内に完了する可能性があると述べた。
ロブ大臣は豪ABCに対して、「TPPの交渉終了に非常に近づいている」と述べた。
ロブ大臣は、「2月中旬か3月中旬になると思う。交渉完了前に、各国は非常に困難な議題で意見を一致させなければならない。最後に残された議題の交渉は最も困難になるが、各国は肩の力を抜いてある程度の共通の基盤を模索しようとしている」と述べた。
交渉に加わっている国には、米国、日本、ブルネイ、カナダ、チリ、マレーシア、メキシコ、ニュージーランド、ペルー、シンガポール、ベトナムが含まれる。市場参入、知的財産権、国有企業改革などの敏感な議題により、TPP交渉はすでに5年目に突入している。
TPPは関税などの貿易の壁を最大限に取り払い、労働力・環境基準を設定し、国有企業の計画を制定する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年2月6日