同氏は、米国と旧ソ連が空母を必要としたのは、武力を輸送するためだったと指摘した。中国は空母の発展に取り組むが、新技術、特に宇宙開発技術とロボットが、軍事予算の規模を決めるようになる。中国は4隻ではなく、2隻の空母を建造する可能性が高い。
海外メディアが中国産空母を誇張して伝えていることについて、中国軍事専門家の李傑氏は2月1日に環球時報の取材に応じた際に、「海外は中国が空母を建造していることを初めて公式に表明したと伝えているが、これは正確ではない。軍の報道官が宣言して、初めて公式な裏付けとなるからだ」と指摘した。
李氏は、「空母の運用の法則を見ると、一定数の空母を保有しなければ、作戦能力を確保できない。地域の強国がある戦略的方面の制空権と制海権を維持するためには、一般的に3隻、少なくとも2隻の空母が必要だ」と述べた。
李氏は、「大国が遠洋の利益を維持し、一定の強度の軍事衝突に対応するためには、1隻以上の空母が必要になる。米国は地域の激しい衝突に対応する場合、2隻以上の大型原子力空母を使用する。他国の中型空母の艦載機数は米国よりも少なく、海洋の権益、特に遠洋の問題に対応する場合、1隻では数が足りず2隻以上が必要だ」と分析した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年2月12日