2月20日、インドの指導者は中印国境東部区間の係争地域を訪れ活動を行った。インド駐在中国大使館は20日夜インド側に申し入れを行った。21日、外交部の劉振民副部長も中国駐在インド大使との会見を約して、厳正な申し入れを行った。
劉振民副部長は次のように指摘した。中国側は中印国境問題に対する立場は一貫して明確だ。中印国境東部区間に大きな係争があることは周知の通りで、避けられない客観的な事実だ。中国政府はインドが自ら設置したいわゆる「アルナーチャル・プラデーシュ州」を認めたことがない。インド側は固執に指導者が係争地域を訪れる活動を手配することは、中国側の領土における主権と権利を損害し、両国が国境問題においての食い違いを人為的に突き出し、双方の妥当に国境問題を処理するとの原則と共通認識を違反した。中国側はそれに対して猛烈に不満して断固として反対する。
劉振民副部長はまた次のように強調した。中国側は中印関係の発展を重視している。隣国と最大な発展途上国として、両国の各レベルにおける協力は広い未来性が持っている。インド側には、両国関係における発展の良き勢いを大切し、中国側と向かい合うよう歩き、双方が国境問題に達した重要な共通認識を守り、問題を複雑化させる行動を取らず、二国間の談判で国境問題を解決する全体方向を堅持し、両国関係における発展の大局を維持するよう望んでいる。
(新華網日本語)2015年2月23日