米高官、中韓が慰安婦問題で「挑発」と妄言

米高官、中韓が慰安婦問題で「挑発」と妄言。 米シャーマン国務次官の歴史問題に関する発言は2日、韓国で物議をかもした。シャーマン国務次官は現地時間2月27日、ワシントンのカーネギー国際平和財団の基調演説で…

タグ: 慰安婦 批判 歴史 3・1独立運動

発信時間: 2015-03-03 15:24:11 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

米シャーマン国務次官の歴史問題に関する発言は2日、韓国で物議をかもした。シャーマン国務次官は現地時間2月27日、ワシントンのカーネギー国際平和財団の基調演説で、「中韓のいわゆる慰安婦問題をめぐる日本との議論において、ナショナリズムに基づく感情が利用されている。過去の敵国を批判しても安っぽい拍手を得ることは難しく、このような挑発が進展をもたらすことはない」と述べた。

韓国メディアと与野党は、この米国高官の発言に強い反応を示した。韓国紙『韓民族報』は社説の中で、シャーマン国務次官の発言は「妄言」であり理解しがたいと称し、米国政府が積極的な対策を講じなければ、韓米関係に悪影響が生じると指摘した。同紙は、「シャーマン国務次官の発言は、安倍晋三首相を擁護するものであり、このタイミングでこのような発言をしたのは、日本と共にアジア太平洋リバランス戦略を推進するためだ。また4月に訪米する安倍首相に圧力をかけ、TPP交渉の早期終了の圧力を掛けるためだ」と分析した。

韓国与党セヌリ党の金乙東(キム・ウルトン)最高委員も2日、朴槿恵大統領が「3・1独立運動」式典の演説の中で、日本が反省・謝罪することで韓日関係の発展が可能になると強調したが、米国はこの発言に冷水を浴びせたと述べた。金最高委員は米国に対して、欧州でナチスに対する寛容が必要だと言うことができるかと反問し、「北東アジアの平和のために、米国はこのような曖昧な態度を変え、問題解決に向け根本的な対策を講じるべきだ」と強調した。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年3月3日

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