第12期全国人民代表大会第3回会議の開幕式が5日午前、人民大会堂で行われた。李克強総理は「『1ベルト、1ロード』の建設と地域の開発・開放を結合させ、新ユーラシアランドブリッジ、陸海通関拠点の建設を強化する必要がある。京津冀(北京、天津、河北省)の協同発展を推進し、交通の一体化、環境保護、産業の高度化と移転などの面で他に先駆けて具体的突破口を開く。長江経済ベルトの建設を推進し、重要水路の整備、河川港など重大プロジェクトを秩序良く着工し、総合的・立体的な大通路を構築し、産業移転モデル地区を建設し、産業の東から西への移転を誘導する。中・西部重点開発区の建設を強化し、汎珠江デルタなどの地域協力を深化する」と指摘した。
また「中国は海洋大国であり、海洋戦略計画を策定・実施し、海洋経済を発展させ、海洋生態環境を保護し、海洋科学技術水準を高め、海洋の総合管理を強化し、国家の海洋権益を断固維持し、海洋紛争を適切に処理し、二国間・多国間海洋協力を積極的に拡大し、海洋強国との目標に向けて邁進する必要がある」と表明した。(編集NA)
「人民網日本語版」2015年3月5日