習主席は、革新は発展をけん引する最大の原動力だと指摘した。革新の重視は発展の重視に、革新の計画は未来の計画につながる。体制・メカニズムの障害を打破し、革新の成果を直ちに実際の生産力に転化させる。人材は革新の基礎であり、革新駆動は実際には人材駆動である。習主席は、天下の人材に要職を与え、業界の科学技術の最先端に立ち、国際的な視野と能力を持つ指導的人材を集めるよう求めた。
習主席は、社会統治の革新は多くの国民の根本的な利益を基準とし、人々が最も関心を寄せる、最も直接的・現実的な利益の問題から着手するよう強調した。習主席は、現場党組織の建設の強化、党の政権運営の基礎固めを、社会統治・現場組織の建設を貫くレッドラインとし、高い素養を持つ専門的なチームを結成し、サービス・管理能力の現場への重視を促し、管理から統治への移行を実現するよう求めた。
習主席は、全面的な党管理の厳格化は、中国共産党が新たな情勢を迎え、多くの新しい歴史的特徴を持つ偉大な闘争を展開するための、根本的な保証であると指摘した。指導者・幹部という「重要な少数派」の把握が、その鍵になるという。習主席は上海市委員会の、少数の指導者・幹部の配偶者・子供が経営する企業の問題を規範化する意見に同意し、複製・普及可能な成果の形成と着実な実施を求めた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年3月6日