中国の李克強首相がこのほど署名した「長江中流都市群発展計画」を国務院が可決し、公表しました。これは「国家新型都市化計画」に次ぎ、可決された初めての多地域都市群計画であり、中国が長江経済帯建設の一環として重大国家戦略を貫く重要な措置です。中国中部の全面的発展や新型都市化への探索、地域一体化発展の促進に大きな意義があるとされています。
長江中流都市群は、武漢都市圏を中心に、環長沙・株州・湘潭都市群、環鄱陽湖都市群を主体として形成された特大型都市群で、面積は約31万7千平方キロに及びます。東西をつなぎ、南北を縦断し、長江経済帯の三大多地域都市群を支える一つでもあります。
「計画」は6つの重点を明確にしました。①都市部と農村部の統括発展②インフラ施設のコネクティビティー(相互連結)③産業の協調発展④エコ文明の共同建設⑤公共サービスの共有⑥対外改革の深化、を挙げています。
CRIより