鄧小平氏の訪米記録映画、襲撃未遂事件が明らかに

鄧小平氏の訪米記録映画、襲撃未遂事件が明らかに。

タグ: 鄧小平 訪米記録映画 襲撃未遂事件

発信時間: 2015-05-13 10:20:04 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

5月15日に歴史映画「旋風の9日間」が公開される。鄧小平氏の1979年の訪米のときの様子を映画にしたもので、今まで知られなかった数多くの歴史上の真実が明らかにされている。その中には鄧小平氏に対する襲撃事件もある。傳紅星監督に記者が映画の内容を聞いた。

中国と米国は1979年1月に国交を回復した。その年の1月28日から2月5日まで、当時中国国務院副総理であった鄧小平氏は中国の指導者として初めて米国を公式訪問した。氏は夫人の卓琳とともに、ワシントン、アトランタ、ヒューストン、シアトルなどの米国の大都市を回った。ホワイトハウスにおける国賓晩餐会のあとは、マルチンルター墓地に拝礼し、リンカーン像に献花をし、フォードの工場や月面着陸の宇宙船などを見学した。元大統領のニクソン氏と友人として面会し、元国務長官のキッシンジャー氏とも旧交を温めた。そんな中、氏は国交回復を反対するデモに遭遇し、さらには不審者から襲撃を受けることになる・・・・。

「旋風の9日間」は氏の訪米時の出来事を正確に記しており、敏感な事件についてもそのまま描写している。襲撃を受けたのはヒューストンのホテル。訪米に際して関連部門は情報を得ており安全管理体制を強化していた。氏一行が宿泊先のホテル内を歩いていると、突然、男が氏に向かってきた。手はポケットの中を探していた。しかしこのとき米国のSPがすばやくこれに反応。男は一撃のもとに倒された。その後の調べで、男は米国で悪名高い三K党の構成員であることがわかった。ベトナム戦争に参加し、機関銃の操作に慣れていた男であった。映画には鄧小平氏の家族でも知らなかった、このような歴史の真実が数多く描かれている。

また今回の映画は米国で撮影されており、当時の鄧小平氏の関係者からも多くの話を聞いている。その中には、当時大統領のカーター氏、国家安全保障問題担当大統領補佐官のズビグネフ・ブレジンスキー氏、国際問題専門家のキッシンジャー氏の姿もある。傳監督は「映像や人物はすべて本物であり、史実にしたがって細部まで忠実に描いている。まさに真実そのものである」と語った。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年5月13日

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