さらに加速する中国・欧州協力

さらに加速する中国・欧州協力。 李克強総理は6月28日から7月2日にかけて、ブリュッセルで行われる第17回中国・EU首脳会議への出席、ベルギー訪問、フランス公式訪問、経済協力開発機構(OECD)訪問を行う…

タグ: 欧州 協力 経済協力開発機構

発信時間: 2015-06-26 16:17:25 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

李克強総理は6月28日から7月2日にかけて、ブリュッセルで行われる第17回中国・EU首脳会議への出席、ベルギー訪問、フランス公式訪問、経済協力開発機構(OECD)訪問を行う。(文:丁純・復旦大学欧洲問題研究センター長、経済学部教授,中国EU研究会副会長、EUジャン・モネ・チェアー。人民日報海外版コラム「望海楼」掲載)

EU新指導部発足以降初の中国・EU首脳会議であり、李総理のEU本部訪問も就任後初だ。今回の外遊は新時代の中国・欧州関係の発展をどう推し進め、習近平国家主席の昨年3~4月の訪欧時に確立された中国と欧州の二大パワー、二大市場、二大文明を結合して「平和、成長、改革、文明」の四大パートナーシップの構築と深化に努力するとの戦略方針をどう深化し、実行するかに関わり、EUを始め国内外が強く重視し、幅広く注目している。

中国新指導部発足以来、中国・欧州関係は急速に発展し続け、現在では外交関係樹立以来最良の水準に達し、一連の新たな特徴も呈している。

まず、EU本部とEU加盟国、特に主要な大国と中・東欧の加盟国などへの訪問、およびこうした国々や組織の指導者の頻繁な訪中を通じて、中国新指導部は積極的で有為な、革新的で実際を重んじる対欧州外交を提唱し、実行している。「四大パートナーシップ」という新たな戦略的位置づけによって、中国と欧州の包括的・戦略的協力パートナーシップの内容が極めて明確となった。中国は綱領的な第2の「中国対EU政策文書」を発表し、「中国・欧州協力2020戦略計画」によって今後一定期間の双方協力の目標とロードマップを詳細に定めた。「1ベルト、1ロード」の提唱とアジアインフラ投資銀行(AIIB)設立計画は、中国と欧州、欧州とアジアという双方間、多国間の協力のチャンスおよび具体的な足がかりを欧州諸国とEUに直接提供した。この一連の措置に欧州側は当然積極的に応じた。EU加盟国のうち14カ国がAIIB創設メンバーとなることがその証左だ。

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