次に、互恵・ウィンウィンの堅持、包括的協力が中国・欧州関係の持続可能な発展を根本的に保障している。経済・貿易協力を見ると、双方間の貿易額は昨年6100億ドルを超え、前年比9%以上増加した。中国の対欧州投資は過去最高を再び更新し、98億ドルを超えた。中国への主要な技術提供地としての欧州の地位は堅固だ。また、金融、新エネルギー、都市化、環境保護、インフラなど新たな経済協力分野も拡大し続けている。太陽光パネルをめぐる衝突の適切な解決に向けた努力から投資協定交渉の開始まで、「1ベルト、1ロード」の推進とAIIB設立計画からEU戦略投資計画への中国の参加の可能性までの全ての行動は中国が繁栄する欧州、団結したEU、安定したユーロを望み、またそれによるウィンウィンを望んでいることを反映している。
最後に、中国新指導部は欧州との協力関係の具体的な実践において、EU加盟国、EUとの共同推進を堅持している。中国は各国の特徴に基づき、ドイツ、フランス、英国、オランダなどと二国間関係を積極的、全面的に強化すると同時に、中国・EU首脳の相互訪問や会談を通じて、EU側の疑念や懸念をある程度解消し、「両輪駆動」の良好な効果を挙げている。
相互関係が最良の時期にある中国と欧州の間に、一定の溝および相手側に対する期待が存在することは隠し立てするには及ばない。李総理の今回の訪問を通じて、戦略面の衝突や地政学的もめ事がなく、互恵・ウィンウィンの理念と包括的協力の基礎を備える中国・欧州双方は、既定の戦略を実務的に推進し、新たな時代における包括的協力の計画を立てることができると信じるだけの理由がわれわれにはある。特にEUが中国・欧州協力においてより積極的な役割を発揮し、中国・欧州協力を先導することを期待する。(編集NA)
「人民網日本語版」2015年6月26日
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