「国家勲章と国家栄誉称号法草案」が24日、全人代常務委員会第16回会議での審議に提出された。草案は、中国の特色ある社会主義建設および外国との交流・協力、世界平和の維持において重要な貢献を果たした外国人に国家勲章を授与できると定めている。新華網が伝えた。
「国家勲章と国家栄誉称号は、際立った貢献を果たした傑出した人士に授与する国家の最高栄誉だ」。全人代常務委員会法制活動委員会の李適時主任は「外国人への勲章授与は国の対外交流の重要な手段であり、関係国およびその国民との伝統的友誼、友好関係を強固にし、発展させる重要な媒介の1つでもある」と説明。「国家勲章と国家栄誉称号は国家の最高栄誉として、主に精神レベルに体現され、授与された者は尊重され、相応の礼遇を受けるべきだ。このため草案は国家勲章と国家栄誉称号を授与された者は国家と社会から尊重され、国家の祝典その他重大な節日集会に招待されるなどの礼遇を享受すると定めている」と述べた。
「人民網日本語版」2015年8月25日