中国人民抗日戦争と世界反ファシズム戦争の勝利70周年を機に、米国の航空義勇部隊フライング・タイガースのシェンノート将軍の孫ネル・キャロウェイさんがこのほど、米紙「ワシントン・タイムズ」に祖父を回想する文章を寄稿し、70年前に中国と米国の両国がアジアの戦場で肩を並べて戦った史実を語った。光明日報が伝えた。
ネルさんによると、第2次世界大戦の暗い歳月の中で、米国の飛行士たちは、中国人民による日本の侵略の撃退に希望と勇気、軍事援助を与え、兄弟のような情を結んだ。これらの米国の飛行士は「フライング・タイガース」の名の入ったP-40戦闘機を操縦し、中国人飛行士と肩を並べて戦い、中国・インド・ビルマの戦場をまたぐ有名な「ハンプ空路」を飛んだ。この英雄の歴史は、友人を助けて悪に打ち勝つという米国の精神を体現したものとなった。
ネルさんは文章中で、中国と米国が第2次大戦において肩を並べて戦ったという歴史は中米関係における重要な一章となったと指摘する。第2次世界大戦終結70周年を機に、私たちは、中米両国がかつて第2次大戦において肩を並べて戦い、世界の正義を守るために貢献したということを思い出す必要がある。私たちが目を止めなければならないのは、中米両国が今日、世界の発展のために手を携えて努力をしているということである。中米両国は、目下の課題にともに立ち向かい、「ハンプ空路」をかつてともに越えたように、協力して課題に対応していく必要がある。