米中友好協会(USCPFA)は9月11−13日にアトランタで第25回全国大会を開き、習近平国家主席の訪米を熱烈に歓迎した。11日夜の開幕を祝うディナーにおいて、米中友好協会のGreer会長、駐ヒューストン中国総領事館の趙宇敏副総領事らが式辞を述べた。
Greer会長は、「米中友好協会は米国で最も早く設立された全国的な民間友好組織で、米中の人の行き来、両国民の友好の促進に力を尽くしてきた。米中両国の各分野における協力の拡大と深化は喜ばしく、励まされている。米中友好協会は設立から41年間に渡り、米中関係の発展の歩みを見守ってきた。風が吹き雨が降ることもあり、現在も両国間に一部の問題が残されているが、米中の両国民間には常に善良かつ友好的な感情があることを信じている。これは米中両国が協力を続ける基礎だ。我々は習近平国家主席の訪米を熱烈に歓迎する。習主席の訪問は米中民間友好を強化し、双方がウィンウィンの協力で新たな段階に入ることを促すはずだ」と述べた。
趙副総領事は駐ヒューストン中国総領事館を代表し、熱意あふれる式辞を述べた。「米中友好協会は習近平国家主席の訪米の前日、中米の国交を樹立したカーター大統領の実家のアトランタでこの盛大な活動を開くことで、米中友好協会と米国人が習主席と中国人に友好的な感情を持つことを示した。私はシェンノート将軍の故郷を訪問したばかりだ。シェンノート将軍の博物館の展示パネルに記されていた『戦時中も平和な時代であっても、(中米友好を象徴する)フライング・タイガースの旗は永遠に高く掲げられ、(中米の助け合いを象徴する)フライング・タイガースの精神は永遠に太平洋両岸の人々に銘記されるだろう』という言葉は忘れがたい。我々は平和な時代に生きており、新しい課題、今後の新しい任務に直面している。中米新型大国関係の道を歩み続け、中米両国の衝突と対抗を永遠に回避し、相互尊重、協力・ウィンウィンを実現すれば、中米の友好は永遠に青春を保つことだろう。習主席は米国人に、中国人の友好と善意、それから中米の協力を推進する決意と措置をもたらす。米国人が同じく、熱意と友好でもって今回の訪問に備えていることを信じている」
米国の多くの高齢者は、習主席の訪米が米中友好の継承と発揚に新たな力を注ぎ込むことだろうと、熱意あふれる声で語った。彼らは習主席が今後、アトランタや米国南部を訪問することを心待ちにしている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年9月16日