習主席は一連のデータと事実によって、海外の憶測と懸念を解消し、中国の経済発展と中国の発展方法の自信を示した。海外は先ほど、中国の経済状況、汚職撲滅、株価変動、為替制度などに対して、さまざまな憶測をし誤解を生んでいた。習主席は率直な姿勢で、敏感な問題を回避しようとせず、国際社会の中国に対するさまざまな誤解・懸念・憶測に詳細かつ十分に説明した。
習主席は次の米国との「4つの約束」により、中米新型大国関係を推進する。(1)互いの戦略的意図を正確に判断し、「トゥキディデスの罠」を自ら作らない。(2)協力・ウィンウィンを確固不動の姿勢で推進する。中米の衝突と対抗は、両国と世界に災いをもたらす。(3)食い違いを適切にコントロールし、食い違いを協力に変える。(4)中米両国民の友好を広く養う。
世界は中国の最高指導者が、シアトルから世界に発した次の明確な情報を傾聴し、聞き逃すべきではない。(1)発展は依然として中国の最も重要な事業だ。(2)中国の汚職撲滅は権力闘争ではなく、「ハウス・オブ・カード」は存在しない。(3)中国の問題は前進中の問題であり、中国の発展の根本的な活路は改革にある。(4)中国はアジア太平洋の安全に尽力し、中米は太平洋を跨ぐ協力に共に力を尽くすべきだ。
中国・中米・世界の物語を話し、理性的に、知恵を備え、未来を見据える。習主席の演説が終わると、現場では拍手が1分弱も続き、鳴り止まなかった。中米の交流の歴史という大河には、人々が銘記する注目の瞬間がある。習主席のシアトルの演説は、人々が喜び口にする新たなページになるだろう。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年9月24日