中国が国連構築に参与
ドイツのウェブサイトは28日、「中国はソフトパワーを示した。習主席が国連に登場し、中国が今回の国連総会の主役になった。中国は大国として、国際事業に参与している。西側諸国は戦略を変え、国際事業で中国との協力を増やしていくべきだ」と報じた。
清華カーネギーグローバル政策センター長の韓磊氏は28日、シンガポール華字紙『聯合早報』に対して、「習主席の訪米の厚遇と盛況は国内に対して、中国が大国としてあるべき尊重を勝ち取っていることを充分に示した。習主席の南中国海の主権を巡る問題における毅然たる立場も、中国人からの賞賛を勝ち取った」と指摘した。
クオーツは28日、「習主席は国連総会に出席し、中国の考えで国連を構築しようとした。1971年に国連の合法的な議席を取り戻し、安保理常任理事国になった中国は、これまで拒否権を9回しか発動していない。同じ期間内に、米国は拒否権を78回、英国は24回発動した。中国の9回のうち6回は2000年以降に発動された。これは中国がより自信あふれる世界の大国になったことを示している。中国の国連に対する資金面の貢献も拡大している。今年の国連加盟国が提供した28億ドルのうち、中国の貢献は1億4000万ドルに達した」と伝えた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年9月29日