習主席まもなく英国公式訪問、中英関係の新たな一里塚

習主席まもなく英国公式訪問、中英関係の新たな一里塚。

タグ: 英国 習主席

発信時間: 2015-10-18 13:52:38 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国と英国はそれぞれユーラシア大陸の両端に位置し、一方は東洋を代表し、一方は西洋を代表する。100年あまり前、英国の詩人キップリングが、「東は東、西は西、両者は永遠に相まみえることはない」と嘆いた時、今日の英国が中国にとって「西側で最も有力な支援者」となり、「西側で最もよきパートナー」となったことを創造できただろうか。(文:劉暁明・駐英国中国大使。人民日報掲載)

私が中国の駐英国大使に就任して5年が過ぎた。この5年間、私は「グレートブリテン」が確かに1つの「偉大な」国家であることを深く感じてきた。英国人は、中国には「4大発明」があり、英国には「3大貢献」があるとよくいう。3大貢献とは、英語、産業革命、議会制度だ。人類の近現代の文明に関していえば、英国は重大な貢献を行い、あまたの科学者、文学者、思想家、政治家を生み出したといえる。今日の英国は、金融サービス、科学研究・教育、世論の影響力などで引き続き世界のトップに位置し、世界で流行するさまざまな新しいコンセプト、たとえば「新興5カ国」(BRICS)、「低炭素経済」、「クリエイティブ産業」などは、いずれも英国人が創造したものだ。

この5年間、私は中国と英国の間には一致する興味がたくさんあること、同じような志や理想があることを深く感じてきた。中国はお茶の故郷であり、英国人はお茶無しでは一日もいられない。中国はサッカーの発祥地であり、英国は近代サッカー発祥の地だ。中国は昔から「長城の内側は花園」と言われており、英国の造園技術は成熟し、人々は夢中になって庭を造る。より重要なことは、中英はともに忠誠で正直、礼儀正しく穏やか、慎み深く自制心があり、堅忍不抜の民族精神を貴んでいるとうことだ。いずれも「自分が立とうとするならまず人を引き立て、自分が達しようとするならまず人が達するようにする」、「自分が達したならあまねく天下を善くする」という理想と抱負を抱き、「海は百川を受け入れ、受け入れて非常に大きい」という壮大な胸懐と気概をもっている。こうした格調高い精神が英国の輝きを生み出し、今日の中国の民族振興の実現を後押ししている。

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