日本が「ベトナムの慰安婦」を主張、朴氏の訪米を妨害
日本が「ベトナムの慰安婦」を主張、朴氏の訪米を妨害。
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在米ベトナム人団体は韓国の朴槿恵大統領の訪米中に記者会見を開き、ベトナム戦争当時に韓国の軍人が現地の女性に性的暴行を加えたことについて、韓国政府に謝罪を求めた。しかし韓国メディアによると、同日の記者会見に出席した最重量級の人物は、日本政府に雇われていた可能性が高いという。
韓国・京郷新聞は18日、「駐米国大韓民国大使館は17日、本件の画策者である米国のコールマン元上院議員は、日本政府のロビー活動会社に雇われた政治家だ。同社は日本政府の代わりに、第二次大戦中の米国の捕虜などに関する歴史問題について、米国の政界で働きかけを行っている」と報じた。
在米団体「ベトナムの声」はワシントンで今月15日、ベトナム戦争中の韓国軍による現地の女性暴行問題に関する記者会見を開いた。上述した元上院議員は動画の談話を発表し、朴大統領に謝罪を要求した。同氏は、「金大中大統領（当時）は2001年、本件について謝罪したが、野党副総裁だった朴氏はこの謝罪を批判した。朴大統領は、父の朴正熙氏の軍隊がベトナムで犯した組織的な犯罪について、謝罪する必要がある」と述べた。
韓国・ニューシスは18日、当時の被害者と称するベトナムの4人の女性が記者会見に出席したと報じた。記者会見で配布された資料によると、ベトナム戦争中に韓国軍に性的暴行を加えられたベトナム人女性はおそらく「数千人」に上り、現在も800人が生存中だ。同氏は、「韓国は日本の第二次大戦中の慰安婦問題に噛みついているが、ベトナム戦闘中の類似する問題を見て見ぬふりするのか」と述べた。韓国メディアは、「日本政府は韓国からの慰安婦問題を巡る謝罪要求に対して『火事場泥棒』の戦術を講じ、韓国がベトナム戦争中に犯した罪が慰安婦と類似しているにも関わらず、なぜ日本にだけ謝罪を求めるのかと主張し続けている。実際には、慰安婦問題は第二次大戦中に日本政府が組織的に行った性奴隷の問題であり、ベトナム戦争中に韓国軍の一部の軍人が起こした偶発的な性的暴行とは本質的に異なる」としている。
「中国網日本語版（チャイナネット）」2015年10月19日
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