パリで開催中の第38回ユネスコ(国連教育科学文化機関)総会では、6日、一般政策討論会が開かれ、中国代表団の団長を務める郝平教育次官は発言し、「ユネスコの改革は教育、科学、文化の発展や重要な計画の推進にプラスとなるが、各国の合意に基づき行われるべきだ」と語りました。
また、世界記憶遺産の登録制度見直しについて、郝平教育次官は「意識の中で平和を構築するというユネスコの初心と主旨に則って、各国は歴史を銘記し、経験や教訓を深く反省し、得がたい平和を大切にするべきだ。こうしてはじめて、ユネスコの主旨を果たし、人類運命共同体を共に守ることができる。世界記憶遺産の登録制度見直しについては正義を堅持し、全般に配慮しながら、各国の合意に基づき行わなければならない」と述べました。
CRIより 2015年11月7日