インドのムカジー大統領は6日ニューデリーで、中国の李源潮副首相と会談しました。 その際、李源潮副首相は「中国とインドは世界最大の発展途上国と、急成長を遂げた新興国として、世界が多極化する中で重要な力となっている。両国が戦略パートナーシップを強化し、より緊密な戦略的協力パートナー関係を構築することは、両国の25億もの国民に大きな福祉をもたらすと同時に、『アジアの世紀』のいち早い実現につながるだろう」と語りました。
これに対し、ムカジー大統領は「モディ首相と習近平主席の相互訪問が成功裏に行われた。これをきっかけに両国はより緊密な発展パートナー関係の確立について合意し、両国の政治や経済貿易、文化などにおける協力を全面的に推進した。インドと中国は戦略的協力と発展パートナー関係を強化することは、世界に大きな影響を及ぼし、発展途上国にも重要な貢献をするだろう。インドは今後も中国と製造業での協力を強化し、貿易規模と相互投資を拡大し、多国間協力における協調と連携を強めていきたい」と語りました。
一方、インドのモディ首相も同日、李源潮副首相と会談を行いました。
CRIより 2015年11月7日