中国外交部が9日開催した定例記者会見で、記者からは「日本メディアの報道によると、インドはムンバイとアーメダバードを結ぶ高速鉄道に、日本の新幹線方式を採用することを決定したという。中国も高速鉄道プロジェクトの受注を巡り、インド側と交渉を進めていた。インドがこのような選択をした理由は、中国側の貸付の金利が高すぎたためのようだ。中国側はこれにどうコメントするか?」という質問があった。華春瑩報道官は次のように回答した。
各国は自国の提携先との提携手段を選択する権利を持つ。中国はインドの決定と選択を尊重する。同時に、鉄道協力の強化は、中印両国首脳の重要な共通認識だ。習近平国家主席は昨年9月にインドを訪問し、モディ首相は今年5月に訪中した。双方はその期間、各分野の実務的な協力の推進を加速することに合意したが、鉄道協力はその重要な内容の一つだ。両国の関連部門は両国首脳の共通認識を実行に移しており、高速鉄道や鉄道の速度アップを含む協力の推進、および具体的な問題に関する密接な意思疎通を維持しており、協力の新たな進展を目指している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年12月10日