1937年12月、日本軍が南京を侵攻した際、10歳だった葛道栄さんは「鬼」が家の中に闖入して来るのを見た。葛道栄さんの叔父の葛之燮さんは日本兵の振り回す刀で斬られて死んだ。おじの潘兆祥さんは下関の川辺で、王鈞生さんは煤炭崗で殺害された。葛道栄さんと幼い弟と妹は難民区に逃れて九死に一生を得た。幼い弟と妹を守ろうとした葛道栄さんは日本兵の刀に腿をえぐられ、その傷は今も残っている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年12月14日