習近平国家主席は20日、サウジアラビア訪問を終えた。現地紙『リヤド新聞』のコメンテーターは記事の中で、習主席の訪問による大きな成果を高評価した。記事の要約は下記の通り。
サウジアラビアは習主席の今年初の外遊先となった。習主席は就任以来、初めてアラブ諸国を訪問した。中国のサウジアラビアへの重視のほどが伺える。サウジアラビアも習主席の来訪を非常に重視し、手厚くもてなした。
両国関係は短期的・単一的な貿易および利益の関係ではなく、歴史に育まれた多元的な関係であり、政治・経済・軍事・文化・科学技術など多方面の交流を網羅している。サウジアラビアは東アジア諸国、特に中国に向け扉を開く必要がある。これは中国が世界で広く影響力を持つからだ。両国が調印した協定のうち、エネルギー投資および輸出貿易の成果が顕著となっている。サウジアラビアはより多くの分野でパートナーの中国に扉を開き、良好な貿易パートナーシップを結ぶ。両国の協力プロジェクトであるアラムコのジーザーン製油所が、その一例だ。
習主席はリヤド訪問中、サウジアラビアの人々に深い印象を残した。中国はサウジアラビアの経済能力と地位、革新力を信じている。サウジアラビアは中国とともに経済危機を乗り越え、美しい未来を築くことに期待している。