中国初の反家庭内暴力法、DVも適用範囲内に
中国初の反家庭内暴力法、DVも適用範囲内に。
タグ： 中国 反家庭内暴力 ＤＶ
発信時間： 2016-03-01 13:23:27 | チャイナネット | 編集者にメールを送る
「中華人民共和国反家庭内暴力法」が、3月1日に正式に発効した。この中国初の反家庭内暴力法は、家庭内暴力の性質と法的責任を明らかにしている。裁判官は「家庭内の事情」を判断する際に、国の法的根拠を手にした。同法の発効により、家庭内暴力に苦しむ被害者を効果的に保護できる。その一方で、いかに法律という武器で権利を守るべきか、関連部門はいかに効果的に法律を執行するべきかといった問題が、人々の注目を集めている。
家庭内暴力の定義は？
「中華人民共和国反家庭内暴力法」は昨年12月27日、全人代常務委員会会議で採択された。これは中国初の反家庭内暴力法だ。
1995年に発効した中国初の「中国婦女発展綱要」では、初めて「家庭内暴力を断固阻止する」とされた。それから専門的な法律の制定に至るまで、反家庭内暴力法は20年以上の準備期間を経た。
本日より正式に発効する新法は、家庭内暴力の範囲を次のように明確にした。世帯構成員間の殴る、縛る、傷つける、人身の自由を制限する、及び頻繁な言葉による暴力や脅迫といった形式による、身体や精神を損ねる行為。
反家庭内暴力法は、世帯構成員以外の同居者間の暴力行為も、同法の適用対象となると強調した。これはドメスティック・バイオレンス（DV）も、適用範囲内であることを意味する。
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