第12期全国政協第4回会議の記者会見が2日午後に北京で行われ、王国慶報道官が今回の会議の状況について国内外のメディアに説明し、記者の質問に答えた。
【記者】米国など西側諸国は絶えず中国について、南中国海地域で軍事化を実施していると非難し、中国の行為は南中国海地域の航行の自由に影響を与えると非難し、さらには東アジアで覇権を求めていると非難する米軍関係者さえいる。報道官はこの問題をどう見るか。
【王国慶報道官】南中国海問題については外交部(外務省)と国防部(国防省)の報道官がすでに繰り返し姿勢を表明しており、全国政協はその立場を完全に支持する。全国政協委員には外交の仕事に携わっている人が少なからずおり、この分野の専門家や学者も多い。この問題に対して、われわれには共通認識がある。南中国海は平和の海、友情の海、協力の海となるべきであり、南中国海問題が一部の国が中国の発展を抑え込む口実や道具となるべきではない。この点は明確だ。(編集NA)
「人民網日本語版」2016年3月3日