13日に首都アンカラの市街地で発生した車爆発事件の容疑者として、24歳の女子大生が浮上した。トルコのアナドル通信社が14日伝えた。
安全当局者によると、爆発現場に残されていた指紋や身分証などにより、トルコの24歳の女子大生が、アンカラの爆発事件の主要容疑者として浮上した。彼女はバルケスィル大学の生徒で、4人の女友達とクルド労働者党のメンバーと疑われ、バルケスィル県の刑事裁判所の調査を受けていた。
トルコ衛生長官は14日、「13日夜にアンカラの市街地で発生した車爆発事件により、37人が死亡した。うち1人はテロリスト。入院中の71人の負傷者のうち、19人が重傷を負っている」と述べた。
ダーヴトオール首相は14日、「テロ組織による反抗を裏付ける証拠が見つかっている。現在も捜査中で、一日も早く結果を公表する」と述べた。
トルコ武装部隊参謀本部は14日、「トルコは14日未明に戦闘機を派遣し、イラク北部のクルド労働者党の目標物を爆撃した。クルド労働者党の武装グループが、13日にアンカラで発生した爆破テロを起こした可能性があるからだ」と表明した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年3月15日