李克強総理は21日午前に人民大会堂で、中国発展ハイエンドフォーラム2016年年次総会に出席するため訪中した、国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事と会談した。
李総理はラガルド氏の専務理事再任を祝った。李総理は、「現在の世界経済には不確定・不安定要素が増えている。各主要エコノミーがマクロ政策の調整を強化し、世界経済および金融システムの安定を維持・促進する必要がある。中国政府は市場との意思疎通を重視し、IMFなどの主要な国際経済・金融機関の役割と提案を重視する。対話と協力をさらに強化し、市場の自信を強め、安定と成長を促す情報を発信していきたい」と述べた。
李総理は金融市場の政策について言及した際に、「中国は世界の通貨安競争に賛成しない。これは世界経済の回復を妨げる。我々が元安操作により輸出を刺激することはない。これは中国経済のモデルチェンジ・アップグレードにとって不利である。中国は金融の市場化改革と法整備の推進を継続し、自主的・漸進的・コントロールの原則を貫き、人民元レート形成メカニズム改革を着実に推進していく。中国経済のファンダメンタルズと金融安定の需要に基づき、人民元レートを合理的な範囲内で双方向に変動させ、合理的かつバランスの取れた水準で基本的な安定を維持する」と指摘した。
李総理は、「中国の多くの大型商業銀行は、国有が中心となっている。中国政府の負債比率、特に中央財政の負債比率は低く、国民の貯蓄率が比較的高い。中央財政は市場化の手段により、銀行の自己資本比率を比較的高い水準で維持する。中央銀行も金融リスクを防止する多くのツールを持つ。中国は地域的な、システマティックな金融リスクの発生を回避する能力を持つ」と強調した。
ラガルド氏は中国の全国両会(全国人民代表大会、全国政治協商会議)の成功を祝い、「中国の第13次五カ年計画は国際社会から注目を浴びた。これは世界経済の発展に対する、中国の持続的なけん引を促すだろう。中国は最近、人民元レートなどの問題をめぐる、海外との政策に関する意思疎通で成果を手にしており、国際市場の自信を深めた。IMFは中国が改革の深化を続けていることを評価している。中国との意思疎通と協力を強化し、市場に向け積極的な情報を発信し続けたい」と表明した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年3月22日
![]() |
|
![]() |