G7が海洋問題を取り上げ、中国は「強い不満」

G7が海洋問題を取り上げ、中国は「強い不満」。

タグ: 南中国海,東中国海,G7

発信時間: 2016-04-12 09:48:11 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国外交部の陸慷報道官は12日、G7外相会合が発表した海洋問題に関する声明について、記者からの質問に回答した。

――4月11日に日本の広島で開催されたG7外相会合が、海洋問題に関する声明を発表し、東中国海と南中国海の関連問題に言及した。中国はこれについてどのように論評するか。

陸慷報道官:中国の東中国海・南中国海問題における立場は一貫しており、明確だ。中国による、中国の南沙諸島の一部の島礁における建設活動は、完全に主権範囲内のことであり、東中国海・南中国海の航行と飛行の自由には何の問題も存在しない。中国は自国の領土・主権および海洋権益を断固たる姿勢で守る。国際法に基づき、交渉と協議により関連係争を解決し、関連海域の平和と安定を維持する。中国は不当に押しつけられたすべての仲裁を受け入れない。

世界経済の回復の原動力が乏しい現在、G7は海洋問題をでっち上げ、地域の対立を引き起こすのではなく、世界の経済ガバナンスと協力に焦点を絞るべきだ。中国はG7の関連するやり方に強い不満を表する。我々はG7の各加盟国に対して、関連する領土係争・問題について特定の立場を持たないという約束を守り、地域内の国の取り組みを十分に尊重し、すべての無責任な言行を停止し、地域の平和と安定のために建設的な力を発揮するよう求める。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年4月12日

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