米国の現職の大統領はこの71年間に渡り、広島を訪問していなかった。これは米国が日本に謝罪したと誤解される恐れがあるからだ。しかしホワイトハウス内では現在、オバマ大統領に広島を訪問させる呼び声が高まっている。米メディアが伝えた。
ある米政府高官高官は、「側近はオバマ大統領が5月のG7伊勢志摩サミットに出席する際に、広島で数時間滞在する可能性に関する議論を始めている」と話した。
同メディアは本件に関する決定は下されていないとしたが、現職の大統領の被爆地訪問が原爆投下の謝罪とみなされ国内で批判の声が上がり、今年11月の大統領選に悪影響が及ぶ可能性があることを、米政府は十分に認識していると報じた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年4月11日