中国国防部が26日に開いた定例記者会見で、楊宇軍報道官は「解放軍が福建省アモイ市にミサイルを配備か」というネット動画について、「この動画はただの都合のいい編集であり、事実にまったく合致しない」と述べた。
記者からは、「中米が駆け引きを展開し南中国海情勢が緊張化するなか、解放軍が福建省アモイ市にミサイル発射車両、DF-21弾道ミサイルを配備したという情報があったが本当か?」という質問があった。
楊報道官は、「質問にあったことだが、私も先ほどネット上で似たような動画を目にした。この動画がただの都合のいい編集であり、事実にまったく合致しないことは、多くのネットユーザーも見抜いていることだ」と答えた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年5月27日