中国外交部の王超副部長は、訪中した国際移住機関(IOM)のスウィング事務局長と会談し、王毅外交部長が署名した、中国のIOM加入に関する申請書を提出した。中国外交部の陸慷報道官が13日発表した。
陸報道官は、「IOMはシリアやミクロネシアなどで立ち往生していた中国人を支援したことがある。中国は人口が多く、移民大国でもある。IOMの正式なメンバーになれば、国際移住分野でより大きな力を発揮し、中国の知恵で貢献し、移住分野の国際協力をさらに推進できる」と話した。
報道によると、IOMは非政治的な人道主義組織で、スイス・ジュネーブに本部を置く。各国と移民問題を共同処理し、秩序正しく移民を送り出すことを目的としている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年6月14日