中国が南中国海で津波観測網を構築 最短30秒で予報完了
中国が南中国海で津波観測網を構築 最短30秒で予報完了。 中国国家海洋局津波早期警報センター長の原野氏は、「中国の南中国海津波早期警報システムの建設は、着実に推進されている。これらの装置は世界の津波観測網と連結し、中国東部・南部の沿岸部、周辺諸国に早期警報サービスを提供する」と述べた…
タグ： 南中国海 津波観測網 早期警報
発信時間： 2016-06-14 16:29:32 | チャイナネット | 編集者にメールを送る
インド紙『Indian Express』（電子版）は11日、中国が南中国海の「係争中」の海域、琉球海溝東部と台湾東部の海域に津波観測装置を投入することを検討中と報じた。中国国家海洋局津波早期警報センター長の原野氏は、「中国の南中国海津波早期警報システムの建設は、着実に推進されている。これらの装置は世界の津波観測網と連結し、中国東部・南部の沿岸部、周辺諸国に早期警報サービスを提供する」と述べた。
原氏は8日、新華社に対して「中国はすでに南中国海のマニラ海溝西側に津波観測装置を配備しており、南中国海の潜在的な地震・津波発生エリアのリアルタイム観測・早期警報を実現している」と述べた。統計データによると、世界の8割以上の地震と津波が太平洋に集中しており、スムーズで正確な津波データのシミュレーション及び予報技術は、津波の早期警報の鍵となる。同センターの専門家によると、中国は次世代太平洋・北西太平洋・南中国海津波データ予報システムを構築している。同システムは太平洋・北西太平洋・南中国海の津波データ予報を、それぞれ5分・1分・30秒内に完了し、スムーズな津波早期警報の需要をほぼ満たしている。
｢中国網日本語版(チャイナネット)｣ 2016年6月14日
 |
|
 |
コメント数:0最新コメント
コメントはまだありません。
一覧同コラムの最新記事
