比大統領、元大統領を中国に派遣か

比大統領、元大統領を中国に派遣か。

タグ: ドゥテルテ フィリピン フィデル・ラモス

発信時間: 2016-07-15 13:02:21 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

フィリピンのドゥテルテ大統領は14日、フィデル・ラモス元大統領(88)を中国に派遣し、中国の指導者と南中国海問題に関する協議を行うと表明した。

フィリピンのウェブサイト「GMA」の14日の記事によると、ドゥテルテ大統領は同日の晩餐会で「戦争は選択肢ではないが、別の選択肢は何か?それは平和的な協議だ。私はラモス氏を含む、多くの人と相談したい。私は中国を訪問し、二国間会談を開くようラモス氏に求める」と述べた。ドゥテルテ大統領はさらに、南中国海仲裁案の裁決結果が、フィリピン経済に及ぼす影響についても言及し、「中国は係争中の海域における貿易・商業活動を制限する可能性がある。これはフィリピン経済に別の問題をもたらす」と話した。AFP通信は、ドゥテルテ氏は訪中の確かな日程を明らかにしなかったと報じた。

大統領の特使として訪中することを知ったラモス氏は「フィリピン大統領に敬意を表さないわけにはいかないが、私の年齢を考慮する必要がある。私は世界の平和と持続可能な発展に力を尽くしてきた」と述べた。フィリピンABS-CBNテレビによると、ラモス氏はドゥテルテ大統領の発言が「冗談」であるかもしれないと考えている。GMAによると、ラモス氏は1992−98年にフィリピン共和国第12代大統領に就任し、中国の指導者との友好関係を維持していた。ABS-CBNテレビによると、フィリピンの司法長官は同日「南中国海仲裁案の裁決結果が発表された後の閣議において、中国との会談が一つの議題になる。中国との協議は避けられない」と話した。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年7月15日

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