9月1日、G20杭州サミットメディアセンターにある人民網収録スペースに、2016年G20ビジネスサミット(B20)組織委員会の副主任でシェルパの于平氏、議題報告グループ長の孫暁氏を招き、インタビューを行った。人民日報が伝えた。
于平氏は「今年のB20サミットは金融の成長促進、貿易投資、インフラ、中小企業の発展、就業と反腐敗という6つの議題を設け、さらに5つの議題作業グループと反腐敗フォーラムを設けている。この6つの議題はG20 のテーマと一致している。B20は国際商工界にとって重要なプラットホームであり、G20の各メンバー国に訴えや要求、提案することがその存在意義であり、B20の声がG20サミットに届き、採用されることを望んでいる。そしてG20サミットにおける決定が翻っては国際商工界にとって、そのビジネスにより良い条件を作り出していくこととなる」と語った。
于平氏はまた「中国にB20のホスト権が移ってから、B20の各議題作業グループの討論課題を促進させていくため、『2016年B20政策建議報告』(以下、『報告』とする)をまとめ、多くの作業を行っている。『報告』には20項目からなる主な政策提言、76条からなる具体的な施策を挙げている。これらは、国際ビジネスリーダーたちを動かし、この作業に参加させ、アンケートを行い、電話による交流を行っただけでなく、前回またはそれ以前のB20代表やG20関連部門にも連絡し、彼らの意見を取り入れ作成した。そのため、これらの提言は広い範囲のビジネスリーダーたちから支持を得ているだけでなく、その民意を基礎としている」と紹介した。
一方、孫暁氏は「今年のB20サミットは中国企業が非常に熱心に参加しており、合計156社の中国企業が各議題作業グループに参加し、全体の3分の1を占めている。5つの議題作業グループの主席も中国企業が担当しているが、これらの中国企業家たちの英語力はいずれも素晴らしく、非常に優れたコミュニケーション能力とリーダーシップを見せている。また『報告』の内容も中国人の知恵と思考が反映されている。特にG20インテリジェンスイノベーション提言とグローバル電子貿易プラットホームはいずれも中国が主導で提出した提言で、各方面から関心と評価を集めている」とした。