中ロ間でスパイが暗躍? 西側の捏造

中ロ間でスパイが暗躍? 西側の捏造。

タグ: ロシア,ラプイギン,宇宙工学者

発信時間: 2016-09-26 13:20:22 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

ロシアの宇宙工学者であるラプイギン氏(76)は今月上旬、禁錮7年の判決を受けた。モスクワ市の裁判所は、ラプイギン氏が「アジアの国」に宇宙技術情報を提供したと追及した。一部メディアはこの「アジアの国」を中国と分析している。海外メディアが伝えた。

ラプイギン氏はロスコスモス傘下の中央機械研究所の、宇宙気体動力センターの責任者で、モスクワの国立バウマン工科大で指導していた。ラプイギン氏の判決後、一部の元同僚は理解できないと表明した。

機密事項であるため、メディアの記事には憶測も含まれる。ある中国人学者は、「西側メディアは中ロ間の『スパイ問題』に興味を抱いている。これをさらに大げさに誇張したり、間違った情報を伝えることで、両国民間の敵対を強めようとしている。また中ロの社会には一部の親米・親西側派がおり、中ロ関係の問題をあら探しし、西側のこういった報道に呼応している」と指摘した。

ある学者は「中ロ間に情報活動が存在しても、驚くに値しない。すべての国、特に大国には、対外情報収集の需要が存在する。中ロは全体的に見て、両国間のこのような行為をよく管理している」と話した。

このような分析には一理ある。米国と同盟国の間にもPRISM問題というスキャンダルがある。米国が欧州の同盟国の首脳の電話を盗聴していたことも明らかになり、抗議された。しかし中ロ間では、プーチン大統領が初就任した当時から、相手側のスパイ活動を公然と批判することは起きていない。ロシアは国防科学技術情報の対外提供に関する件を処理したことがあるが、そのほぼすべてと中国との関係は「メディアの分析」に過ぎず、ロシア政府の結論ではない。

ロシアは近年、情報の機密を強化しており、関連法を厳格化している。対外科学技術交流に多く参与するロシア人科学者は、これに不快感を示している。これはロシア国内の管理の調整だ。一部の西側メディアはこれによってプーチン政権を批判し、問題を政治化させようとしているが、中国メディアはこのような誇張に加わったことがない。

中ロは非常に堅固な戦略パートナーであり、両国には相手側の政権を覆したり、相手国を陥れるような意図はない。中ロの情報機関は互いに友好的であり、対立関係ではない。この2つの隣国で、スパイが暗躍することはない。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年9月26日

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