ネットユーザーが撮影した写真によると、このほど新たにJ-20戦闘機が試験飛行を実施した。中国が開発中のJ-20は長距離ミサイル、先進的なフェイズドアレイレーダー、電子戦システムを搭載し、米国のF-22、F-35ステルス機の潜在的なライバルになる。軍事専門家の杜文竜氏は「J-20のターゲットはF-22であり、問題だらけのF-35ではない」と述べた。
ある軍事専門家は「就役後のJ-20は、主に空戦任務を担う。未来の空戦では主に、情報化作戦と超長距離作戦能力が試される。これは戦闘機の情報化システム、電子戦システム、空対空長距離武器に厳しい条件を突きつける」と指摘した。中国は近年、航空電子、先進武器を急速に発展させており、更新・モデルチェンジが頻繁だ。米国との差は5年ほどに縮まっている。J-20は米国のF-22に匹敵し、後発優位性により一部の設備は2005年に就役したF-22に勝る可能性がある。
J-20が将来的に、中国製エンジンを搭載するかは、メディアと多くの軍事ファンから注目されてきた。軍事専門家は「中ロ両国・両軍間の戦略的相互信頼が深まり続けている。両国は航空エンジンを共同開発する可能性がある。これはJ-20を含む中型・大型機にとって紛れもなく朗報だ」と話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年9月29日