習主席がカンボジア・バングラデシュ歴訪、BRICS首脳と会談へ

習主席がカンボジア・バングラデシュ歴訪、BRICS首脳と会談へ。

タグ: 習主席 カンボジア バングラデシュ

発信時間: 2016-10-11 14:20:13 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

習近平国家主席は13-17日にカンボジア、バングラデシュを訪問し、インド・ゴアで開かれる第8回BRICS首脳会議に出席する。

北京大学南アジア研究センター長の姜景奎氏は「カンボジアとバングラデシュは、中国の東南アジアと南アジアにおける重要な友好国だ。習主席の訪問は両国への重視を示し、東南アジア・南アジア諸国との睦まじい友好・協力関係を発展させるという良き願いを示す。着眼点は、周辺外交の大局だ」と指摘した。

習主席は昨年11月に東南アジアを訪問した際に、「一帯一路(シルクロード経済ベルト、21世紀海上シルクロード)」の主要協力パートナーは周辺諸国であり、先に受益者となるのも周辺諸国だと指摘した。カンボジアとバングラデシュは一帯一路の重要な支柱となる国であり、一帯一路建設の積極的な支持者・参加者だ。習主席は今回のアジア訪問で、中国とカンボジア・バングラデシュの発展戦略を深く結びつけ、地域の相互接続を加速する。これは一帯一路の取り組みを深め、実務的にする模範的な外遊だ。

BRICS諸国の経済発展は最近、それぞれ問題を迎えている。一部の人は再び「BRICSが色あせた」という使い古された言葉を繰り返している。これを背景とし、「効果的・包括的な共同の解決策」をテーマとしゴアで開かれるBRICS首脳会議が、経済成長、グローバルガバナンス、BRICSの協力促進でどのような「解決策」を出すかが注目されている。

BRICS首脳は1カ月以上前、杭州・西湖のほとりに集まった。習主席は、共に成長方法の革新に取り組み、グローバルガバナンスを改善し、世界の公平と正義を守り、国際発展・協力を促進するという4つの提案をし、BRICSの協力の未来に大きな期待感を抱かせた。中国は常にBRICSの協力の断固たる支持者、積極的な参加者だ。今回BRICSのメンバーが再び集結するが、習主席はパートナーシップの深化に向け中国の自信を示し、開発途上国の協力促進に向け中国の力を注ぐ。

復旦大学BRICS諸国研究センター副センター長の朱傑進氏は「当然ながら、世界の回復の不安定性が高まっており、さらに欧米ではアンチグローバリズムの声があがっている。これを背景とし、今回のBRICS首脳会議で、いかに力を合わせてG20杭州サミットのグローバルガバナンス及び革新的発展の重要な成果を実行に移し、BRICS協力枠組みを深め実務的にするかが期待されている。中国のリーダーシップが注目される」と話した。

周辺外交に取り組み、発展と協力を促す。習主席の今回のアジア歴訪が杭州サミットの「けん引力」を拡大し続け、多くの国と経済成長する中国のチャンスを共有し、グローバルガバナンス体制改革の中で中国の足跡をより深く留めることが期待されている。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年10月11日

TwitterFacebookを加えれば、チャイナネットと交流することができます。
iphoneでもチャイナネット!

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで
 

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。