「第11回中国国際航空宇宙博覧会」は11月1日から6日まで珠海で開催される。
中国航空工業は今回の博覧会について、「3つの20」が目玉となるとし、「20シリーズ」のコンセプトを掲げるとしている。これに対しては、前回の博覧会で披露された大型輸送機「Y-20」に加えて、国産戦闘機「J-20」とヘリコプター「Z-20」が珠海に初登場するのではないかと予測する声が上がっている。
この3つの装備の対外販売の可能性について、専門家は、「J-20戦闘機は今後、中国軍の戦闘装備の中心の一つとなり、配備規模が200機以上となれば絶大な威力を発揮する。中国軍の重要装備であることを考えれば、同機が今後10年以内に輸出に使われる可能性は低い。一方、Y-20輸送機は汎用性が高い製品であり、対外販売に適している。輸送ヘリコプターのZ-20は使用範囲と需要が幅広く、多くの国々が調達の意向を示す可能性がある」と語った。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年10月26日