中パ経済回廊を守る、2万人規模の特殊部隊が発足
中パ経済回廊を守る、2万人規模の特殊部隊が発足。
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14日付パキスタン紙によると、パキスタン海軍は13日に式典を開き、「中パ経済回廊」の海上安全とグワーダル港を守る特殊部隊の発足を宣言した。パキスタン議会中パ経済回廊委員会議長は、この特殊部隊の発足は中パ経済回廊の全体的な安全保障をさらに促すと述べた。回廊の陸上ルートはすでに「特殊安全部隊」によって守られている。今や中パ経済回廊の中心地であるグワーダル港も安全が保障されるようになった。これまでの報道によると、パキスタン軍は中パ経済回廊の建設中のプロジェクト、中国のプロジェクト参加者の安全を守る、2万人規模の「特殊安全部隊」を設立した。
別の現地紙によると、この新たに発足した部隊「特殊部隊−88」は、新旧の脅威に対応する。パキスタン海軍高官は現地メディアに対して「特殊部隊には軍艦、ミサイル艇、航空機、無人機などが含まれる」と述べた。またパキスタン海軍陸戦隊も、関連海域とグワーダル付近の警戒任務に配備される。
同紙はパキスタン海軍の話として、「パキスタン海軍は回廊とグワーダル港が現在直面している、安全の課題を完全に認識している。海上安全の従来の脅威は、インドからのものだ。中国がグワーダル港に参与し、中パ経済回廊を宣言すると、安全情勢がより複雑化した。そのためインドはグワーダル港を、中国がアラビア海で存在するための立脚点、マラッカ海峡の脅威を取り除く計画とみなしている。そのためグワーダル周辺のより広範な海域で活動を強化している」
パキスタン軍関係者は式典で「パキスタン海軍は中パ経済回廊海上事業に深く根ざしている。さらに大きな責任を担い、成長を続ける海上貿易を守り、パキスタンにつながる安全な海上航路を提供する。特殊部隊の発足は、回廊の建設成功に対して大きな力を発揮する」と述べた。
「中国網日本語版（チャイナネット）」2016年12月15日
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