中国外交部がウェブサイトで発表した情報によると、耿爽報道官が本日の定例記者会見を主宰した。
質問:米太平洋軍司令官は本日豪州で、中国が南中国海で地域の安定を損ねる活動を継続した場合、米国は南中国海で中国との対抗も辞さないと述べた。中国側はこれについてどのように論評するか。
回答:中国の南中国海問題における立場は非常に明確であり、変更はない。中国と南中国海関連諸国の努力により、南中国海情勢は安定化に向かっており、好転している。
我々は、米国が南中国海の主権問題で特定の立場を持たないという約束を守り、地域諸国による南中国海地域の平和と安定を守る努力を尊重し、地域の平和と安定に資することを願う。
質問:米国防副次官補は、中国の拡大を続ける軍事的脅威に対応するため、台湾は軍事費を増額すべきだと述べた。中国側はこの発言についてどう論評するか。
回答:中国は米台のすべての形式の公的交流と軍事関係に反対する。我々は米国に対して、「一つの中国」を貫き、中米の3つの共同コミュニケの原則を貫くという約束を守り、台湾問題を慎重かつ適切に処理し、中米関係の大局が必要なき妨害を受けることを避けるよう求める。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年12月15日