日本の防衛予算が5年連続で増加を続け、過去最高額に達した。中国外交部の華春瑩報道官は23日、「中国側は日本側の動向と真の意図について、高度な関心と警戒を維持する」と述べた。
日本は22日、総額97兆4500億円の2017年度予算案を閣議決定し、5年連続で最高額の記録を更新した。うち防衛予算は前年度比710億円増で、記録的な5兆1300億円に達した。
華報道官は「日本側が近年、『中国の脅威』の喧伝を続ける一方で、軍事力を絶えず強化しているのを目にしている。歴史的な原因により、我々には日本側の動向と真の意図について、高度な関心と警戒を維持する理由がある」と述べた。
華報道官は「日本国内でも多くの人がこれを疑問視し、批判している。日本は歴史を鑑とし、平和的発展の道を歩み続けることができるだろうか。アジアの隣国と国際社会は、刮目して待っている」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年12月27日