ロシアのアレクサンドル・チモニン駐韓大使はソウルで3日、韓国がTHAAD(高高度迎撃ミサイルシステム)を配備すれば、ロシアは自国の安全を保障するため対策を講じると述べた。
聯合ニュースによると、チモニン大使はロシア大使館で開かれた記者会見で、「韓国のTHAAD配備は半島および地域の平和の脅威となり、地域の平和の実現に資さない。韓国が米国のミサイル防衛システムを導入すれば、ロシアの戦略・安全面の利益の脅威となる。韓国がまだTHAADを実際に配備していないことから、ロシアはこの決定を取り下げるよう求める」と述べた。
韓国国防部は3日「韓民求国防部長は訪韓した米国のマティス新国防長官とコンセンサスを形成した。双方は計画に基づき、年内に韓国にTHAADを配備する」と発表した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年2月4日