韓国・ニューシスは2日、「経済成長目標と軍事費の増加率は、海外が最も注目する話題だ。今年の両会(全国人民代表大会、全国政治協商会議)は2017年の発展の青写真について議論する。今年の経済成長目標、経済構造調整計画、国有企業改革案は、注目を集める3つの話題とされている。また今年は中国人民解放軍の建軍90周年であるため、今年の軍事費の増加率も注目されている。昨年の増加率はわずか7.6%だったが、トランプ政権が増加率を10%弱にすると宣言したことを受け、中国の今年の増加率が2桁台に戻るのではと推測されている」と報じた。
シンガポールの『ザ・ストレーツ・タイムズ』は、中国の今年の経済成長目標は、6.5%前後で維持されると予想した。シカゴ大学の中国問題専門家は「これまでと異なり、これは必ず実現しなければならない目標ではない。最終的に6.5%を実現できなくても、以前のような大問題になることはない。むしろ中国の指導部は、質の成長の方を重視している。成長率は環境の犠牲の上に成り立つものではない」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年3月3日