外交部(外務省)の華春瑩報道官は16日の定例記者会見で「一帯一路」(the belt and road)国際協力サミットフォーラムについて「各者が協力のプラットフォームを築き、世界経済成長の原動力を追求し、経済グローバル化の発展への信頼を支えするとの力強いメッセージを伝えた。重要かつ計り知れない歴史的影響を生じるものだ」と述べた。
【記者】「一帯一路」国際協力サミットフォーラムが2日間の日程を終えた。中国側はフォーラムをどう評価するか。
【華報道官】昨日夕方、世界の注目する「一帯一路」国際協力サミットフォーラムが北京の雁栖湖国際会議センターで首尾良く閉幕した。「一帯一路」建設をめぐり国際社会が開催したハイレベルの盛大な会議であり、出席各者及び国際社会の高い称賛を得た。誰もがフォーラムについて、「一帯一路」協力の進展を総括し、共通認識を固め、「一帯一路」建設国際協力の方向性を指し示し、道筋を決め、行動計画を明確にした、成功した、素晴らしい、実務的かつ成果に富む盛大な会議だったと考えている。フォーラムは各者が協力のプラットフォームを築き、世界経済成長の原動力を追求し、経済グローバル化の発展への信頼を支えするとの力強いメッセージを伝えた。重要かつ計り知れない歴史的影響を生じるものだ。
習主席と29カ国首脳は円卓サミットで、重要な政治的成果文書である共同コミュニケを採択した。コミュニケは各者が協議を重ねた成果であり、全ての過程はオープンで公平かつ透明なものだった。声明は時代背景、協力目標、協力原則、協力措置及び将来へのビジョンの5つの部分からなり、「一帯一路」の将来の協力の方向と重点を明確にし、国際協力の推進、開放型世界経済の構築という明確で力強いメッセージを発した。「一帯一路」の枠組で初の包括的、系統的かつ権威ある多国間文書であり、各者の協力の共通認識とフォーラムの重要な成果を十分に反映したものだ。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年5月17日