外交部(外務省)の華春瑩報道官は17日の定例記者会見で、チェコのゼマン大統領が南京大虐殺記念館を見学したことについて「歴史を尊重して未来に向かうゼマン大統領の思いと勇気が十分に示された」と述べた。
華報道官は「南京大虐殺は日本軍国主義が第2次世界大戦時に犯した重大な罪であり、国際社会の一致して認める歴史的事実だ。中国側はゼマン大統領が中国侵略日本軍南京大虐殺遭難同胞記念館(南京大虐殺記念館)を見学し、南京大虐殺の犠牲者に哀悼の意を捧げたことを称賛する」と表明。
「ゼマン大統領は2015年に中国人民抗日戦争ならびに世界反ファシズム戦争勝利70周年記念行事にも出席した。これらによって、歴史を尊重して未来に向かうゼマン大統領の思いと勇気が十分に示された。中国国民はこれを深く心に刻む」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年5月18日