中国の解振華・気候変動問題特別代表は22日にベルリンで「中国側はパリ協定の実施に関わる問題について『中国案』を用意している。気候変動対策推進への中国の決意は断固として揺るがず、引き続き関係各国と共に、前向きな成果を挙げ続けるよう多国間交渉プロセスを後押しする」と表明した。新華社が伝えた。
解氏は同日、ドイツ政府主催の「ペータースベルク気候対話」非公式閣僚会合に出席。記者会見で「中国側はパリ協定実施に関わる透明性、世界的点検などの問題について『中国案』を用意している。各国の受け入れやすさに配慮した『着陸点』及び『最大公約数』を探り、共通だが差異ある責任の原則を体現し、気候の公平、行動、支援の整合性、促進性と交流の最良の実行を体現するものだ」「中国は引き続き省エネとエネルギー効率向上、再生可能エネルギーの発展、全国炭素排出権取引市場の構築、低炭素スマートシティの拡大、気候変動立法の推進などの措置を講じる」と表明した。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年5月23日