南極ガバナンスに有効な公共財を提供

南極ガバナンスに有効な公共財を提供。 南極は地球の果ての「白い宝庫」であり、人類共同の庭園だ。どう南極事業を発展させ、保護と利用の関係を正しく扱うかは、その国の「世界観」と「未来観」を反映している…

タグ: 南極 協議国 生態環境 生物探査

発信時間: 2017-05-26 15:42:56 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

未来に着眼すると、人類が引き続き南極事業を発展させるには、保護と利用の関係をしっかりと扱わなければならない。南極は独特の気候環境と地理的特徴のため、自然や生態環境が脆く敏感であり、外界による損傷と影響を極めて受けやすい。地球温暖化、海洋環境汚染などの問題の南極への影響は日増しに明らかになっている。すでに研究者は、南極大陸の辺縁地帯が急速に緑化しているのに気づいている。これと同時に、人類はより頻繁に南極に足を踏み入れるようになっている。南極観光、生物探査など新たな活動が次々に行われ、南極ガバナンスに対する新たな圧力となっている。こうした試練に有効に対処するため、国際社会は南極の鉱物資源開発の「凍結」など現有の南極条約体制を堅持すると同時に、情勢の変化に基づき、相応の法律規範と監視・管理メカニズムを検討し、南極ガバナンスの法的枠組を整備し続ける必要がある。

運命共同体意識と(環境と成長の両立を目指す)「緑色発展」理念は、今日中国が国際問題を扱ううえで堅持している価値指向であり、南極における国際ガバナンスの問題においても同様だ。南極の保護と利用は人類共通の責任及び使命であり、後の世代に対する現代人共通のコミットメントでもある。南極は国際協力の新たな大地となっている。今回の南極条約協議国会議を通じて、中国は南極ガバナンスにより有効な公共財とサービスを提供し、人類が南極をより良く知り、保護し、利用するために一層の知恵を捧げるべく努力する。(編集NA)

「人民網日本語版」2017年5月26日

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